徳島文理大学が東西電工株式会社と植物栽培用の新型LEDライトを共同開発 -- タデ藍のインディカン量が2倍以上に増加|The大学Times

徳島文理大学が東西電工株式会社と植物栽培用の新型LEDライトを共同開発 -- タデ藍のインディカン量が2倍以上に増加大学通信 2019.9.4

 この新型LEDライトは、昼間の100万分の1程度の光強度でパルス発光するのが特長で、消費電力は栽培面積200平方メートルあたり5 W以下である。

 徳島文理大学ではこれまでに、パルス光の発光時間、発光周期、光強度が特定の組み合せのときに、レタスやイチゴの生育が促進されることを明らかにしている。
 今回は、この新型LEDライトを藍染料の原料であるタデ藍の施設園芸栽培に応用し、パルス光照射条件と生育の関係を調査した。
 その結果、日没後にLEDライトを一定時間照射することで、生葉の収穫重量は1.7倍に、生葉単位重量あたりのインディカン(※)量は1.3倍になり、作付面積あたりのインディカン量は、パルス光照射によって2倍以上に増加することが判明した。
 また実験室で行った栽培試験でも、生葉の収穫重量がパルス光照射により1.7倍に増加している。

 今後は、開発したLEDライトを使って、人工光を用いる閉鎖型植物工場でのタデ藍栽培試験を行う予定。
 タデ藍は染料としてだけでなく、幾つかの薬効成分も含むことから、無農薬栽培の必要性が高まっており、今後の活用が期待される。

 なおこの研究は、平成30年度徳島県地方大学・地域産業創生事業補助金により実施されているものである。

(※)インディカン:インドキシルとグルコースが脱水縮合した化合物。インディゴ(藍色素)の前駆体。



▼本件に関する問い合わせ先
徳島文理大学理工学部ナノ物質工学科 
教授 梶山博司
住所:香川県さぬき市志度1314-1
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FAX:087-894-4201 
メール:kajiyama@fst.bunri-u.ac.jp

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