聖徳大学が12月21日まで収蔵名品展「中世ヨーロッパの彩飾楽譜」を開催中 -- 11世紀から16世紀にかけて制作された手書きの彩飾楽譜を無料で一般公開|The大学Times

聖徳大学が12月21日まで収蔵名品展「中世ヨーロッパの彩飾楽譜」を開催中 -- 11世紀から16世紀にかけて制作された手書きの彩飾楽譜を無料で一般公開大学通信 2019.10.4

 聖徳大学では教育理念の一つである「本物教育」を積極的に進めるため、文学、音楽、美術、工芸等に関する学術資料や文献等を日本国内はもとより世界各地から収集・保存し、それらを「聖徳博物館」等で展示して学生たちに本物の芸術に触れる機会を提供している。今回は、こうした学術資料の中から、中世ヨーロッパの手書き彩飾楽譜を紹介する。

 中世ヨーロッパのキリスト教社会においては、各地で独自の典礼が行われ、それに伴って典礼音楽が発達した。当初は音程を表す譜線(横線)は存在せず、詞に「ネウマ」と呼ばれる記号を付していた。やがて四本の譜線を用いることが一般的となり、今日の楽譜と似た形になっていく。

 今回の展示では、譜線なしネウマや、一線譜上に音符ネウマが記譜されているもの、四線譜上に四角の音符ネウマが付されたものなど、11世紀から16世紀にかけてイタリア、ドイツ、フランス、スペイン等で制作された手書きの彩飾楽譜26点を公開。緻密で色鮮やかな装飾が施されたものが多く見られる。

■聖徳大学収蔵名品展「中世ヨーロッパの彩飾楽譜」
【会 期】 9月17日(火)〜12月21日(土)
【会 場】 聖徳大学川並弘昭記念図書館8階 聖徳博物館
【開館時間】 9:00〜17:00
【休館日】 日曜・祝日および学事日程による休業日
【入場料】 無料
【アクセス】
 JR常磐線・JR乗り入れ地下鉄千代田線・新京成線とも松戸駅下車、東口より徒歩5分
 http://www.seitoku.jp/lib/newhp/seitokumuseum/access-museum.html

《中世ヨーロッパの楽譜について》
 古代ギリシャ時代に登場した楽譜は、ギリシャ語の歌詞の上に音の高低を示す文字や記号を添えるという形式であった。
 9世紀になると、グレゴリオ聖歌が広まり、音を正確に伝える手段として「ネウマ」と呼ばれる線状の符号が創出され、聖歌が楽譜として表されるようになった。10〜11世紀にはネウマに横線(譜線)を添えて音程を明確にする試みがなされ、さらに13世紀に入ると四角の音符ネウマと四線譜が付されて一般化した。それらは、鋲釘(びょうくぎ)型ネウマを使い続けるドイツを除いて、全ヨーロッパで使用されるようになった。
 しかし、リズムを表さないネウマ譜は不便となり、13世紀後半になると音の長短を音符の形状で表す定量記譜法が始まった。その後、15世紀頃から用いられた鍵盤楽器用の記譜法が、今日の最も国際的かつ普遍的な譜法に発展していった。

●聖徳博物館HP
 http://www.seitoku.jp/lib/newhp/seitokumuseum/index-museum.html

▼展示に関する問い合わせ先
 聖徳大学 博物館事務室
 〒271-8555 千葉県松戸市岩瀬550
 TEL: 047-365-1111(大代表)
 URL: http://www.seitoku.jp/lib/



▼本件に関する問い合わせ先
聖徳大学総務課広報渉外グループ
住所:〒271-8555 千葉県松戸市岩瀬550番地
TEL:047-365-1111(大代表)
FAX:047-363-1401
メール:kohog@seitoku.ac.jp

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