関西学院大学 学生時代に国際ボランティアを経験した卒業生11人が支援活動の入門書を出版〜『人生をかえるハッピースイッチ〜ボランティアが私に教えてくれたこと〜』|The大学Times

関西学院大学 学生時代に国際ボランティアを経験した卒業生11人が支援活動の入門書を出版〜『人生をかえるハッピースイッチ〜ボランティアが私に教えてくれたこと〜』大学通信 2020.2.28

 第1部は、平凡な毎日を送っていた主人公美咲が、友人に強引に参加させられた水害被災地でのボランティア活動が「スイッチ」となり、周りの人との関わり方や自分の物事の見方を変えていく様子が描かれています。「特別な人だけが被災地に貢献できるわけじゃない。技術がなくても、体力がなくても、今の自分ができることをすることが大切」。現場でリーダーを務めた学校の先生が言うセリフです。一方、学生時代にフィリピンで学校に通えない子どもたちのための支援活動を頑張った主人公の友人が、介護施設で働く叔母から聞かされたという重い言葉も紹介されています。「外国のこともいいけどね、日本にも困っている人はたくさんいるよ。誰かの力になりたいっていう気持ちは大事やから、日本のことにも目を向けてくれたらいいんやけどなあ」。主人公と同世代の社会人であるメンバーが、自らの体験や思いを重ね合わせて作り上げたストーリーは臨場感にあふれ、読む側を体験しているような気持ちにさせてくれます。



 第2部は、愛媛県宇和島市、広島県呉市、岡山県倉敷市真備町に実際に行って活動した内容とそれを踏まえたコラムで、「行かなくてもできる支援もある」という内容もあります。第3部は、応募窓口から必要な服装・装備品、1日の流れなどボランティアに行こうと考えた時に役立つ情報、災害時の緊急対応や防災に関する情報などを紹介しています。

 
 まとめたのは、2010年から17年に大学を卒業した女性による「SWITCH WA JAPAN」。総合政策、法、国際、社会と学んだ学部は異なるものの、学生時代に国連学生ボランティア、国連ユースボランティア、国際社会貢献活動プログラム、NGO活動のいずれかを経験した人たちです。高校生の時に東日本大震災を経験した宮城県石巻市出身者もいれば、海外ボランティアからの帰国途中の香港で大震災の発生を知り、帰国後に被災地の支援プロジェクトを始めた人もいます。卒業後の職種も居住地も異なりますが、2016年8月から毎月1回、時間を決めて、社会の課題についてスカイプ(Skype)で話し合ううち、2018年夏に西日本各地で豪雨災害が発生。ボランティアに行けない人もいたものの、それぞれができることで協力して被災地で活動しました。そうした経験をもとに、被災地で感じたことや調べた情報をまとめて紹介することが、今後の「防災」に生かせるのではないかと考えてまとめたのがこの本です。



 いつどこで災害に遭うかわからない今の時代。過去の犠牲から学び、備えることが何より大切です。「1人の10回よりも10人の1回」。一人でも多くの人に、被災地に足を運んでほしいと、11人の願いが込められた本です。著者の一人である松下明日香さん(2013年、総合政策学部卒)は「自分用に読んで手元に置いていただくだけではなく、家族や大切な人へのプレゼントとして本書と防災グッズを合わせてお渡しいただくこともおすすめします」と述べています。

 A5判、デザインエッグ発行。
 第二版 ?1,771(税込)(2020年3月16日発売予定)


▼本件に関する問い合わせ先
広報室
住所:兵庫県西宮市上ヶ原一番町1-155
TEL:0798-54-6017
FAX:0798-54-0912

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