大阪経済大学 新型コロナで懸念されるひきこもりの増加 ひきこもり経験者によるオンライン相談「ぽーとぴあ」をスタート 〜長引く外出制限・自粛で生きづらさを抱える若者の増加、高齢化・長期化も社会問題に〜|The大学Times

大阪経済大学 新型コロナで懸念されるひきこもりの増加 ひきこもり経験者によるオンライン相談「ぽーとぴあ」をスタート 〜長引く外出制限・自粛で生きづらさを抱える若者の増加、高齢化・長期化も社会問題に〜大学通信 2021.2.26

■長引くコロナ禍でひきこもり増加の可能性。生きづらさを抱える若者が増加し、高齢化・長期化も。
長引くコロナ禍での自粛生活や解雇・雇止めなどで生きづらさを抱える若者が増加し、今後さらにひきこもりの増加に拍車がかかる可能性が懸念されています。
また内閣府が2018年12月に行った実態調査によると、日本のひきこもり人口は、40〜64歳が推計61万3千人で、15〜39歳の推計54万1千人を上回っており、高齢化・長期化が問題となっています。

■葛藤や回復までの経験を活かし、ひきこもり経験者4人が、当事者に寄り添ったオンライン相談実施
高井教授らは、外出が制限されるコロナ禍の社会で更にひきこもりが増えることを懸念し、このオンライン相談会を立ち上げました。自身も8年のひきこもり経験があり「ひきこもり支援相談士」の資格を持つ中谷信哉さんら30代のひきこもり経験者の男女4名が相談員となり、無料ウェブ会議アプリケーションZoomを活用して、当事者やその家族の悩みや生きづらさの相談を受けます。オンラインにより、ひきこもり当事者が相談に出かけるハードルを下げ、かつて当事者として葛藤や回復に至るまでの経験をもつ相談員が、経験者だからこそ感じ取れるズレや焦りに寄り添っていきます。1回の相談につき3,000円(※当事者・経験者は2,000円)です。

■外出困難なひきこもり当事者の生活リズムや食生活など心身の健康状態を明らかにする
発起人であり事務局運営を担う人間科学部・高井逸史教授は、中高年のひきこもり当事者を対象とした、スポーツや地域活動などの身体活動増進プログラムの効果検証を行っており、運動や身体活動によるメンタルヘルスの改善がひきこもり状態に影響を及ぼすかを、身体面の健康状態を明らかにしながら検証しています。この研究の中で高井教授と中谷信哉さんが出会いました。高井ゼミが高齢者を対象に実施したウォークイベントに「NPO法人KHJ大阪虹の会」(当事者の親の会)を通じて、中谷信哉さんが協力スタッフとして参加したことがきっかけでした。その後、連絡を取り合うなかで中谷さんが立ち上げた当事者同士が気軽に安心して寄れる自助グループ「さなぎるど」の活動が発展していき「ぽーとぴあ」が誕生しました。
なお高井教授は、この相談会の取り組みを通じて、(1)外出困難なひきこもり当事者の生活リズムや食生活など心身の健康状態を明らかにし、(2)リモートで経験者と相談することでひきこもり状態に及ぼす影響を検証していきます。


■概 要
 名 称:ひきこもり経験者によるオンライン相談「ぽーとぴあ」
 日 時:毎月第2木曜日または第4日曜日の10時〜18時
     ※相談員の都合がつく日時であれば上記日時以外の相談も可能
 参加方法:オンライン(無料ウェブ会議アプリケーションZoomを使用)
 主 催:ひきこもり経験者によるオンライン相談グループ「ぽーとぴあ」(代表 高井逸史)
 共 催:大阪経済大学
 協 力:大阪経済大学 高井研究室、ひきこもり当事者発信プロジェクト、さなぎるど
 料 金:1回の相談につき3,000円
      ※当事者・経験者は2,000円 ※初回80分/2回目以降60分
 相談員:河井 賢太(適応指導教室 指導員)
     中谷 信哉(ひきこもり支援相談士 2ひきこもりピアサポーター(KHJ家族会連合会認定))
     高木 信洋(メンタルヘルス・マネジメント検定II種・III種、初任者研修)
 申 込: https://portpeer.com/ のお申込みフォームからお申し込みください

▼本件に関する問い合わせ先
経営企画部広報課
住所:大阪府大阪市東淀川区大隅2−2−8
TEL:06‐6328‐2431
FAX:06-6323-4790
メール:kouhou@osaka-ue.ac.jp

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