英語で対談 上智大学教授×聖母被昇天学院中学校高等学校 生徒|大学Times

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英語で対談 上智大学教授×聖母被昇天学院中学校高等学校 生徒

英語や外国語を使う仕事に就きたい高校生には注目の進学フェア、「グローバル・外国語・国際系大学フェア2016」が、2016年9月19日に大阪で開催されました。
この会場で、聖母被昇天学院中学校高等学校の生徒2名と、上智大学マシュー・トンプソン教授の対談が実現しました。生徒は、聖母被昇天学院中学校高等学校で40年の歴史をもつ、学内英語スピーチコンテストの上位入賞者で、将来はグローバルな環境で働きたいという夢をもっています。
憧れの上智大学教授に英語でどんな会話をしたのか、会話の一部をご紹介します。

※対談はすべて英語で行われました。ここでは翻訳文になっています。

聖母被昇天学院中学校高等学校
【わ】渡邊 ことこ(わたなべ ことこ)さん
【す】杉林 智子(すぎばやし ともこ)さん
上智大学 【教授】マシュー・トンプソン教授
司会・進行 【さ】株式会社さんぽう 濱島・若本

上智大学教授×聖母被昇天学院中学校高等学校 生徒

【さ】本日はお集まりいただきありがとうございます。
本日の司会進行の、濱島と若本と申します。よろしくお願い致します。
トンプソン教授、本日はすばらしい講義をありがとうございました。
聖母被昇天学院中学校高等学校の皆さんはいかがでしたか?感想を英語で教えてください。
まず、渡邊さん、自己紹介をしてから感想をお願いします。

【わ】とても興味深かった・・・

【教授】自己紹介は??

【わ】あ、『ことこ』と申します。18歳です。入りたい大学に入るために英語を勉強しています。

【さ】講義についてはどう感じた?

【わ】とても興味深かったんですがごめんなさい。自分には初めてで難しい話題だったので、あまり理解できませんでした。

【教授】義経については何か知ってた?

【わ】何も・・・

【教授】義経について学校で何も、学ばなかった?

【わ】おそらく学んだけど、忘れてしまった・・・

【教授】『平家物語』を読んだことは?

【わ】いえ。

【教授】少しも!?本当?んー。これは(義経について語るのは)難しいね。じゃあ隣のあなたは?

【す】『ともこ』です。

【教授】お会いできて光栄です。

【す】こちらこそ。昨年、ニュージーランドに留学していました。英語を学び始めて12年になります。

【教授】12年!?じゃあ6歳か7歳頃に始めたのかな。どこで始めたの?

【す】どこで??

【教授】学校とか?

【す】小学校です。剣道も9年続けています。

【教授】汗臭いヘルメット(防具)をつけてるわけだね。

【す】そうですね。(笑)

【教授】私は空手をやってるよ。

【す】本当ですか!今日の講義はとても難しくて・・・。今まで、今日教授がおっしゃってたような考え方をしたことがなかったし。違った視点から考えるということが、とても興味深かったです。

【教授】君たちは、何か『神話』について考えたことがある?信じたいけど、証明できないこととか・・・

【わ】サンタクロースとか?

【教授】サンタクロース!!そうだね!よく知られた神話だね!たいていの人はある程度の年齢に達すると、信じるのをやめるよね。うん、いい例えだね!大人は、『子供はサンタクロースを信じている』と考えがちだけど、信じている人もいれば、そうでない人もいる。実際は100%の子供が信じているわけではないし、子供達は、大人が言っていることは筋が通っていないことがあることも分かっている。絶対に全てが本当だとか、本当ではないとかは予想していなくて、自分たちが大人になって、自分達自身がサンタクロースになったときに、全てが正しいと分かるんだ。その時にはもうサンタクロースは信じられないよね。(自分自身がサンタクロースになってるんだから。)あるいは、学校で友達に(まだサンタクロースを信じていることを)からかわれたりするよね。他には?

【す】幽霊?

【教授】ああ!宗教的なものだね。一筋縄ではいかない例えだね。だって、(ある特定の宗教に)信心深くなければ、それを神話とは呼ばない。宗教が違ったり、信仰心がない人たちにとっては、それを神話だと呼ぶ人がいても、それは違うと感じるだろうから。でも、確かに幽霊は真実だと証明することができないもんね。(神話とは信じたいけど証明できないことだから。)
(【さ】へ)このままいつまでも話し続けていられるけど、何か質問したい?

上智大学教授×聖母被昇天学院中学校高等学校 生徒

【さ】では質問させていただきますね。リスニング力を上げるために、何かおすすめの勉強法はありませんか?

【教授】一番いいのは彼女たちが既に経験したように、留学だね。英語を話さないといけない環境に身を投じることで、英語力が身につく。話さないとやっていけないからね。
たいていの人が日本で言語を学ぶけれど、学校の授業だけでは外国語を習得するのは難しいよね。
私自身も日本語を高校で4年間、大学で4年間学んで、日本に来て日本語学校で4年間、1日6時間学び、大学院へ行き、そこでは日本語の授業で日本語を学んだ。習得するにはかなりの時間がかかるけど、結局ほとんどのことを日本で学んだよ。そして日本で働きたいと思って、今ここにいる。(実際に外国語を使う環境下で)やってみなければ習得はできない。教えてもらうだけでは無理だよ。

【さ】素晴らしいアドバイスをありがとうございます。それではいくつか質問をしますので英語で答えてください。まずは、外国語に興味をもったきっかけを教えてください。

【わ】小学生の時、母がハワイに連れて行ってくれたのですが、私も妹も夏休みの期間にサマースクールに行きました。子供の頃はとても早く習得できるので、私は彼女たちの言ってることは理解できるようになりましたが、自分の意見や感じたことを英語で伝えることができなくて・・・だから・・・

【教授】英語で自分の意見を話せるようになりたかった?自分の思ってることを相手に伝えることができないともどかしいよね。その気持ちよくわかるよ。

【わ】ええ。

【す】私は、7歳の時に英語の暗唱大会に参加して、他人に英語で語るのがとても楽しいと気付きました。それから英語で話を暗記するようになって、英語で話せるようになりたいと思いました。

【教授】私の場合は、ただ日本語が好きだから学び始めたんだ。難しくもあったけどね。日本に住み始めて、君たちと同じように伝わらないこともあって、すごくもどかしい気持ちになったよ。日本語を習得するいい機会にはなったけどね。

【さ】では次に、将来、英語を使ってどんなことがしたいですか?

【わ】何がしたいかですか?

【さ】ええ。英語を使って。

【わ】貧困の国の人たちを助けたい。アフリカとか、アジアに行って、世界で巻き起こっている貧困の現実を見てみたい。そしてその問題について学びたい。

【教授】それには英語が不可欠だね。

【す】私はC.A.になりたいんです。

【教授】??

【さ】フライトアテンダントです。

【教授】ああ、C.A.は和製英語だからね・・・。

【す】私は国際便の客室乗務員になりたいんです。

【教授】どこの航空会社がいいの?

【す】ニュージーランド航空かなぁ。

【教授】ああ!いいね!でもあまり見ないね。東京から飛んでるのかな?

【す】ええ。成田から。

【さ】では教授にお聞きします。上智大学では彼女たちの夢を叶えるためにどんなことが学べますか?例えば、アフリカに行けるプログラムや何か特別な授業など・・・。

【教授】もし彼女達が上智に来たとして?

【さ】ええ。

【教授】えーと、両方のケースで・・・。急に言われたから頭が真っ白で・・・。

【さ】すみません。

【教授】んー。何をしたいか決まっているなら、上智大学はおすすめだよ。理想的な場所だよ。どの学部に来るかによるけど・・・。客室乗務員になるなら、コミュニケーションをとるのに不自由を感じなくなるようにすることが一番大事だね。 海外留学や、色々な場所へ出向いて、様々な文化のたくさんの人とコミュニケーションをとるのがいいね。 ただ言えるのは、上智大学が一番いいところだよということかな(笑)。
アフリカではないけれど、私の学部の生徒は様々な国へ行って、色々な問題に取り組もうとしているよ。私の場合は、同じような理由で、コミュニケーションを取るのに不自由を感じないようにしなければならないと思ったんだ。もし、国際教養のような学部に行っていなかったり、留学をしたことがなければそうなるのはかなり大変だけどね。上智大学なら、君たちが求めている教育が受けられるよ。君たちは上智に来るべきだよ!(笑)

【さ】お時間になりましたので、続いてフリートークへうつります。ありがとうございました。