大学Times Vol.15(2014年12月発行)


幼い頃から母の手伝いをしたり、お菓子を作ったりして、食に興味がありました。管理栄養士という仕事を具体的に考え始めたのは高校3年生の時、教育実習に来ていた実習生を通して、病院の管理栄養士として働く方とお話する機会に恵まれたのがきっかけです。その方は管理栄養士として、常に新しいことを勉強することが自分のためになるということをおっしゃっていました。それに刺激を受け、管理栄養士に興味を持ちました。
管理栄養士専攻は授業が多く、実習現場は体力勝負なこともあって大変です。入学前は実験・実習というと化学の実験のようなものを想像していましたが、200人分の給食を作って販売する「給食実習」など、いろいろな経験ができるものが多くあって驚きました。管理栄養士専攻は栄養学の機能性の追究がメインなので内容が高度ですが、学生主体の実習や先生方の丁寧な指導のおかげで、とても楽しくてやりがいがあります。また、実験・実習では意見交換が重要で、役割分担も自然にできあがってチームワークが成熟するので、みんな仲良く学んでいることも頑張れる理由の一つです。
将来は病院に勤務する管理栄養士として活躍したいと考えています。そのために一つひとつの病気に対して効果的な栄養とは何なのかをまとめたりして、自己実現を図っています。高校生のみなさんも、食物・栄養分野への入学を志すからにはなにかしらの興味があるのだと思います。そのことに疑問を持つこと、調べること、情報を集めたり努力することで、好きなことに対してもっと頑張ってください。

私が家庭科教諭を志すようになったのは高校生の時の経験からです。生徒会長だった私は、学校行事やイベントの運営に忙しく、食事をおろそかにし、体調を崩してしまいました。自分自身も大変な思いをしましたが、周りの人たちにも迷惑をかけてしまったことで、食の大切さを改めて認識しました。この経験から、食の重要性や家族で食事することの楽しさや大切さを教えていきたいと思うようになり、家庭科教諭を目指すようになりました。
高校時代から苦手意識を持っていた「化学」ですが、入学前までに基礎を身に付けなければと思い、放課後の時間を利用して、先生に基礎をしっかり教えていただきました。大学でも基礎から化学を学び、ただ単純に料理を作るだけではなく、栄養素を考慮した調理方法など化学と調理は繋がっていることを実感しました。また、調理実習ではお店を経営している方が講師として授業をしてくださり、実際の経験をお話してくださるので、とても楽しく、身になることばかりです。授業や実習、レポートで大忙しの毎日ですが、同じ目標を持つ仲間と将来の夢について話したり、食事会をして息抜きをしながら充実した日々を過ごしています。
『家庭科教育実践研究』では、実際に教師経験のある教授に“生徒に信頼される教師になる”ことを教わりました。私は“仲良くなること=信頼”だと考えていましたが、楽しむ一方で厳しく指導するなど、メリハリをつけることが大切だと気づきました。理想の教師像をもっと具体的に描けるように今後もしっかりと学んでいきたいです。

小学生の時に約1ヶ月間入院していたことがあるのですが、そのときの唯一の楽しみが食事でした。中学生になって家庭科の先生に相談したところ、栄養士という仕事があることを教えていただきました。もともと食べることが好きということもあって、食を通して人を笑顔にしたいと思うようになりました。
昭和女子大学を選んだ決め手は、健康デザイン学科のカリキュラムです。栄養士の資格取得に加えて、食科学・感覚・運動を学ぶことができるので、栄養士という仕事だけでなく、そこから可能性を広げられるところに魅力を強く感じました。栄養学というと病態栄養や健康指導のイメージでしたが、栄養と美容や、栄養と運動の関係を学んで健康な方に対してもアドバイスできれば素敵だと思いました。
私は理科と家庭科の教職を選択しているので週6日授業があります。実験や実習が多いので課題も多く大変ですが、先生方はユーモアがあってその人に合った指導をしてくれますし、同じ志を持つ友人たちと励まし合いながら頑張っています。高校生のときは理系クラスで周りに男子が多かったため、女子大に入学することに不安もありましたが、今では少人数制でみんなと打ち解けやすいところに昭和女子大学の良さを感じています。
実験が好きなので研究職に興味がありますが、現在問題になっている朝食欠食は中高生に多いので、それを指導する教員にも魅力を感じています。しかし、まだまだ自分自身に足りないところが多くあると感じているので、日々の学習でしっかり知識を身に付けていきたいです。

私は小学校時代にバスケットをしていた姉のプレイを見たり、自分自身も中学・高校とバレーボールをしていたので、「自分を成長させてくれたスポーツに関する仕事がしたい」と考えるようになりました。理学療法やスポーツ関連の学部がある大学、化学や生物が好きだったことから派生して薬学部も検討していましたが、女子栄養大学の学校案内を見たときに、栄養面から選手のパフォーマンス向上やけがの予防などを考えるスポーツ栄養学という学問があることを知りました。
現在は、栄養生理学研究室に所属し、陸上競技やバレーボールのチームの栄養相談や食事の提供などに携わることで、栄養とスポーツとの関連について実践的に学んでいます。日々何かに追われるような忙しさで、9時から21時まで学校にいるようなこともあります。自由な時間の多い友人を羨ましく思うこともありますが、これだけ大変な日々を乗り越えてきた友人とは強い絆ができたと感じています。努力次第で自分のやりたいことが追究できる環境が整っているので、この大学で自己実現のための道を切り開いていく喜びがありますね。
今後は大学院に進学し、スポーツ栄養に関連した研究を深めていきたいと思います。さまざまなことを学び、経験して視野を広げながら、スキルや知識の向上に精一杯努めたいです。そして将来は食品メーカー等でスポーツドリンクやサプリメントなどのスポーツ栄養に関連する商品開発や栄養サポートに携わりたいです。

私が通っていた高校では文武両道を掲げていて、そのためには周りの環境が大切であることを感じていました。東京家政大学は落ち着いた雰囲気があり、管理栄養士国家試験合格率も高かったので、東京家政大学短期大学部に入学した後、3年次に東京家政大学家政学部栄養学科に編入しました。
私が5歳の頃に祖父が胃の摘出手術を行いました。好きなものを食べられなくて悲しそうにしている祖父の姿を見て、食は人の笑顔を左右することに気が付きました。その後は自分も料理をしたり、母から栄養士やフードコーディネーターの仕事や、資格を取得することの重要性を教えられたこともあり、高校では理系クラスを選択して栄養士を目指すようになりました。
またこの頃、フードコーディネーターのShioriさんとお会いする機会があり、「食」の分野で活躍することの魅力をより一層感じました。
大学入学後は、授業以外の活動にも積極的に参加しました。なかでも学生団体「いろり」では、様々なフィールドの人たちと日本の一次産業を盛り上げる活動に取り組んでいます。また、校内事業「白藤プロジェクト」ではアレルギーをもつ子どもでも食べられるスイーツなどを作る活動に参加しました。活動を通して、多くの方々から感謝の言葉をいただき、「食」で人を笑顔にすることに生きがいを感じました。
現在はマルハニチロから内定をいただいています。食品メーカーを選んだのは、様々な活動をする中で、多くの人の食生活に関わりたいと思うようになったからです。大学時代に築いた経験を活かして頑張ります。

高校時代は野球部のマネージャーをしていました。合宿での食事はマネージャーが献立を考えて提供することになっていたので、スポーツ選手に必要な栄養を考えたりして大変でしたが、監督からお褒めの言葉をいただいてうれしかった経験から「こういう仕事をしたい」と思い、管理栄養士を目指しました。
日本女子大学を目指したのは、管理栄養士国家試験の合格率が高いことと、授業の多くが必修科目の少人数制なので、教員と学生との距離が近く、内容の濃い授業を実施しているからです。
入学した最初の1年はラットの解剖など医学系の授業と生物、化学の授業が多くあり、私の想像した栄養学と異なっていたので悩むこともありました。また、学園祭の実行委員もしていたので、実習とも重なって大変でした。けれども、1年次の学びは2年次以降につながりますし、実行委員を経験したことで、マナーや礼儀作法が身に付きました。また、クラスの人は週5〜6日いつも一緒に過ごすため仲が良く、テスト後は時にみんなで打ち上げをしたりして、日々の忙しさを乗りきることが出来ました。
高校時代の経験から、入学当初はスポーツ栄養の分野に就職したいと考えていましたが、学びながら臨床分野に興味を持つようになりました。
食は人の中核を成すもので、人生でいちばん楽しいことだと思います。病気の治療は投薬によって行われることが一般的ですが、食の面から治療に関わっていきたいです。病気の患者さんに対して知識を深めながら、個人に合った栄養指導ができる、そのような管理栄養士を目指しています。