拓殖大学「桂太郎塾」 -- 現代版「松下村塾」を究極の理想に掲げて --大学通信 2018.7.30

桂太郎塾は平成21年4月、拓殖大学創立者である桂太郎の志を胸に、幕末期に数々の英傑を輩出した学舎「松下村塾」を究極の理想に掲げ同大学内に誕生した学部横断型のプログラム。年に一度の選抜試験に毎年多くの学生たちが挑戦している。

 桂太郎塾は平成21年4月、拓殖大学創立者である桂太郎の志を胸に、幕末期に数々の英傑を輩出した学舎「松下村塾」を究極の理想に掲げ同大学内に誕生した学部横断型のプログラムである。

 入塾のチャンスは学部1年生、2年生を対象に年に一度。毎年多くの学生たちが選抜試験に挑戦している。選抜試験を通過した優秀な学生には、同塾独自の奨学金も用意されている。

 8ヶ月間のプログラムは主に講義・ゼミナール・課外研修で構成される。講義には「当代一流の知識人・有識者を」という方針から毎回政財界、文化芸術分野で華々しく活躍する人物を講師として招聘し、学生たちに第一線の情報に触れさせる機会を設けている。ゼミナールでは、社会に出て必要とされる情報収集力・発信力を鍛えることを目的に論文発表、集団討論、ディベートを重視している。そのため、ゼミナールにのぞむ学生たちは事前の準備が欠かせない。課外研修では桂太郎旧宅や松下村塾をたずねる毎年恒例の合宿のほかに、過去には韓国の安全保障関係者を訪問し、意見交換をするなど時流に合わせて柔軟なカリキュラムが組まれている。

 同塾に参加している学生は「桂太郎塾での学びを通して、自分の成長を実感すると同時に仲間たちの成長も感じている。成長にあわせて課題も多く生まれ、それを一つずつ克服するためにこれからも自己研鑽に励んでいきたい」と同塾での充実した日々を語っている。

 塾長で自身も塾生の指導にあたる森本敏総長は同塾応募要項で「偏狭で排他的なナショナリズムやイデオロギーを捨て、自己主張のみに陥ることなく、相手を受け入れようとする柔軟性、協調性、バランス感覚を持ったリーダーを育成することで、新しい時代の要請に応え、社会変革の原動力となることを目指していきたい」と語っている。

 拓殖大学「桂太郎塾」は今年も10月より出願を受け付ける。

※拓殖大学 「桂太郎塾」の詳細は以下よりご覧いただけます
 https://www.takushoku-u.ac.jp/campus_life/katsura_taro/

▼本件に関する問い合わせ先
拓殖大学 広報室
TEL:03-3947-7160
メール:web_pub@ofc.takushoku-u.ac.jp

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