【武蔵大学】卒業制作が劇場公開へ!「沈没家族」がゼミの武蔵から生まれた理由 -- <対談>加納土監督×永田 浩三教授大学通信 2019.3.27
武蔵大学(東京都練馬区/学長:山嵜哲哉)は3月12日に、本学出身で映画監督の加納土氏(以下、加納監督)と在学中に指導教授であった社会学部メディア社会学科の永田浩三教授の対談を開催した。今回の対談は、加納監督が在学中に卒業制作として発表したドキュメンタリー映画「沈没家族」の劇場公開に先駆けて行われたもの。「沈没家族【劇場版】」は4月6日よりポレポレ東中野にて公開予定。
▼対談はこちらから
https://goo.gl/UJnUrF
■「沈没家族」とは?
1995年に東京都東中野でシングルマザーの加納穂子さんが始めた共同保育の取り組みのことで、当時多くのメディアにも取り上げられた。加納土監督が武蔵大学在学中に卒業制作として発表した映画「沈没家族」は、加納土監督(当時大学生)が、自身を育ててくれた保育人を訪ねる中で、家族の在り方を問うドキュメンタリー作品。
「沈没家族【劇場版】」公式サイト http://chinbotsu.com/
■加納 土(かのう つち) 監督プロフィール
1994年生まれ、神奈川県出身。武蔵大学社会学部メディア社会学科の卒業制作として2015年から「沈没家族」の撮影を始め、完成した作品はPFF(ぴあフィルムフェスティバル)等の映画祭で評価された。卒業後はテレビ番組会社に入社し、ドキュメンタリーや情報番組の制作に従事しながら、本作の「劇場版」の公開に踏み切った。本作が初監督作品。
■永田 浩三(ながた こうぞう)教授プロフィール
武蔵大学社会学部教授。専門はドキュメンタリー研究。元NHKディレクター・プロデューサー。「NHKスペシャル」や「クローズアップ現代」などを制作。著書として『ヒロシマを伝える』『奄美の奇跡』(ともにWAVE出版)、『ベン・シャーンを追いかけて』(大月書店)『NHKと政治権力』(岩波現代文庫)、編著『フェイクと憎悪』(大月書店)など多数。「言論の不自由展」「表現の不自由展」の共同代表を務めるなど、言論・表現に関わる社会活動も多い。大阪市出身。
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