団地高齢者の困りごとを解決する『看護学部お助け隊』が活動 -- 6月1日(土)13〜15時、醍醐中山団地(京都市伏見区)にて看護学部の学生91人が参加する実習授業を実施 -- 京都橘大学大学通信 2019.5.29
京都橘大学(京都市山科区、学長・日比野英子) は、看護学部の学生91人が京都市営醍醐中山団地(京都市伏見区)の高齢者宅に訪問し、住民の困りごとを解決・支援する「看護学部お助け隊」の活動を、2019年6月1日に行います。
2016年度から実施しているこの取り組みは、看護学部の正課授業「プライマリケア実習」の一環で行うもので、今回が6回目の開催となります。本学看護学部の学生が同団地の高齢者宅を訪問し、各戸から事前に聞き取った困りごと(網戸の張り替え・高所の清掃・部屋の配置換えなど)をサポートします。
住民の皆様からは、日々の生活上の困り事が解決できるだけでなく、普段接する機会の少ない若い世代との交流を通じて生活のハリを得ることができるなどの評価をいただいています。
また、本学の看護学部の学生にとっては、実際に高齢者のお宅を訪れることで、医療・介護・行政・ご近所付き合いなど、高齢者が抱える困りごとを具体的に知ることができます。在宅医療が進む中、退院支援をするための知識としてとても学びの多い実習となり、双方にとってメリットのある取り組みとなっています。
※この取り組みは、京都市の「学まち連携大学」促進事業の助成を受け、実施しています。
※醍醐中山団地事業では、本学と京都市、同団地町内連合会とが連携協定を締結し、京都市営醍醐中山団地の第11棟1階部分を無償で借り受け、「地域連携センター分室」を開設・活用し、学生や教員が住民の人たちとの交流や、子育て世帯や高齢者の支援等の地域貢献活動を行い、地域コミュニティの活性化に取り組んでいます。
■『看護学部お助け隊』活動概要
【日 時】 2019年6月1日(土) 13:00〜15:00
【場 所】 京都市営醍醐中山団地(集合は集会所)
【本学側参加者】
・看護学部学生(3回生):91人
・看護学部教員:4人
【依頼者】 京都市営醍醐中山団地住民:30世帯(見込みのため変動の可能性あり)
【当日の流れ】
(1)集会所に参加者・依頼者が集合
(2)担当学生の割り振り→依頼者宅を訪問
(3)作業開始
(4)終了後 集会所にて全員で休憩、歓談
(5)撤収 終了
【作業内容例】
・普段なかなかできない箇所の掃除
・網戸の張り替え
・大型ごみの搬出 など
▼本件に関する問い合わせ先
京都橘大学企画広報課
住所:〒607-8175 京都市山科区大宅山田町34
TEL:075-574-4112
FAX:075-574-4151
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