聖心女子大学日本語教員課程の学生による「FREE JAPANESE CLASS」が9月〜11月に開講 -- 外国人20名にオンラインでの日本語学習の機会を提供大学通信 2020.7.28

聖心女子大学(東京都渋谷区 学長:高祖敏明)日本語教員課程は9月4日(金)〜11月20日(金)の毎週金曜日に、「FREE JAPANESE CLASS」を開講。これは日本語を学びたい外国人を対象とした講座で、同課程の学生が講師となって日本語を教える予定。WEB会議システムを利用して実施する。なお、この講座は同課程の実習のため授業料は無料。

 聖心女子大学日本語教員課程では、1987年の課程開設以来、学生による「FREE JAPANESE CLASS」を定期的に開講している。
 2020年度は日本語を学びたい外国人を対象に、オンラインでの日本語学習の機会を提供。23名の学生が実習生として授業を担当し、外国人学習者20名をABCの3クラスに分け、日本語を教える予定となっている。概要は下記の通り。

【FREE JAPANESE CLASS詳細(日本語教員課程実習)】
 対象:日本語を学びたい外国人(初心者、女性のみ)で18歳以上
 講師:聖心女子大学日本語教員課程の学生
 開講日時:9月4日(金)〜11月20日(金)の毎週金曜日AM10:50〜PM12:30
 授業料:無料(テキスト代1,000円)
 会場:WEB会議システム「ZOOM」を使用したオンライン講座

【聖心女子大学日本語教員課程(※)について】
 日本語教員とは、日本語を母語としない外国人に日本語を教える教師のこと。日本語教育は国際理解を深めるための基礎を培うものであり、それを推進する日本語教員には、国際的感覚と幅広い教養、豊かな人間性、日本語教育に対する自覚と情熱、日本語教育に対する専門的な知識、能力などが要求される。
 同大では、こうした日本語教育の専門知識、教授能力を修得させることを目的として1987年に日本語教員課程を開設。同大の学生が一人でも多く国際社会に参加し、時代の要請に役立つ人材になる機会を提供している。2020年現在、課程修了者は合計410名。
 ※本課程は文化庁が提示する「大学における日本語教師養成課程における科目」(3領域5区分16下位区分)に対応したカリキュラムです。

●担当教員 岩田一成教授(日本語日本文学科)のコメント
 聖心女子大学の日本語教員課程は、教育実習を生で行います。今年はZOOM開催ですが、例年は周辺の外国人住民に大学まで来てもらって行っています。インターナショナルスクールが隣接する本大学は、多国籍の外国人が教育実習に参加してくださいます。さまざまな国の人が集まる一つの教室での授業体験は、生涯忘れられない思い出になるはずです。

●実習担当学生(代表者)のコメント
 皆様の日本語習得のお手伝いができれば嬉しいです。楽しんで日本語を学んでいただけるように頑張ります。


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