弘前大学で開発されたリンゴ品種のPRとして果汁100%ジュースを生産 ― 5本セットで来年度にも商品化を予定大学通信 2024.1.11
弘前大学(青森県弘前市)は、農学生命科学部附属生物共生教育研究センター藤崎農場(青森県南津軽郡藤崎町)で品種開発・育成している5種類のリンゴを広くPRするため、果汁100%のリンゴジュース(5本セット)の商品化に取り組んでいる。今後は来年度の商品化に向けて、さらにリサーチなどを進めていく予定。
藤崎農場では、リンゴをはじめ、野菜や花など園芸作物を中心とした実習教育と研究活動を展開。地域生産者との連携を重視しながら、リンゴの生産現場で直接役立つ研究を中心として、次世代を担う特徴あるリンゴ品種の育成・普及、気候変動などの課題に対処する研究などにも取り組んでいる。
現在、同農場で品種開発・育成しているリンゴ品種のPRを目的として、果汁100%リンゴジュースの商品化を目指している。ジュースには、甘みをひきたてる程よい酸味が特徴の「弘大みさき」、きわだつ酸味に赤い果肉が特徴の「紅の夢」、糖度と蜜入りが自慢の「きみと」、甘酸適和で果肉本来の紅色が魅力の「美紅」、甘みが強く蜜も多い「こうこう」の、味、色ともにそれぞれ個性がある5品種を使用。板柳町産業振興公社りんごワーク研究所の技術協力を得てパッケージ化された。
品種ごとに違う果汁の美しい色合いとマッチした魅力的なラベルは、藤崎農場の職員によるデザイン。持ち運びやすく、かつ飲み比べにも適したサイズとして180ml瓶の5本1セットになっている。
今後は来年度の商品化に向けて、さらにリサーチなどを進めていく。
(関連リンク)
●弘前大学 農学生命科学部附属生物共生教育研究センター 藤崎農場
https://nature.hirosaki-u.ac.jp/kyousei/farm/fujisaki.html
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