「社会への扉」「セカンドステージ」を切り拓く 学生一人ひとりと親身に寄りそう 青山学院女子短期大学のキャリア支援|大学Times

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大学Times Vol.18(2015年9月発行)

「社会への扉」「セカンドステージ」を切り拓く 学生一人ひとりと親身に寄りそう 青山学院女子短期大学のキャリア支援

青山学院女子短期大学の卒業生に対する評価は高く、採用した各企業との間には強い信頼関係があるという。さらに、入学当初からのきめ細かい就職活動のサポートにより、好不況にかかわらず高い就職実績を上げている。加えて多くの四年制大学への編入学や海外への留学など、多彩な進路が可能な本学のキャリア支援について伺った。

青山学院女子短期大学

学生部長 齋藤修三教授に聞く
就職内定率97.1%を誇る就職サポートの秘訣

青山学院女子短期大学

「昨今の景気は回復基調とはいえ、学生を取り巻く就職環境はまだ厳しい状況にあります。青山学院女子短期大学が育む、現代を生きる女性に必要な“人間のちから”は、コミュニケーション力、課題発見力、関係調整力といった社会人力を支える基盤そのものであり、学生の就職活動に不可欠な基礎体力とも言えるでしょう。

その成果は、厳しい状況下の2015年3月末で内定率97.1%という数字に表れています。これは学生が厳しい現状を受けとめて積極的に活動した成果であり、60余年にわたる卒業生の活躍によって、多くの企業との間に本学が築いてきた信頼関係の賜物にほかなりません。本学では初年次から対話力を磨く少人数ゼミや主体的に人生設計を考えるライフ・キャリア・デザイン科目を導入、またボランティアやインターンなど豊富な体験型の企画、さらにメンター教員が学生一人ひとりの相談相手となり、就活のいろはから親身に相談できるキャリアカウンセラーが常駐するなど、教職員一丸となって卒業後の進路を支援しています」

在学生内定者の声にみる満足度の高いキャリアサポート

「四年制大学にも合格しましたが、航空業界に就職したいという思いから、本学の現代教養学科国際専攻に進学しました。英語はネイティブ教師による少人数制授業、就活ガイダンスや講座も充実しています。中でも『CAセミナー』は面接時にとても役立ちました。就活ガイダンスにはすべて参加し、羽田空港に何度も足を運んでモチベーションを上げていきました。夢がかなった今、入社までに英語力を上げるべく、さらなる努力を重ねています(株式会社JALスカイ内定)」

「早く社会に出たいとの思いから、就職率の高い本学に入学を決めました。印象に残っているセミナーは1年次に参加した『内定者による就職活動報告会』です。内定の出ている先輩方から実体験を聞き、短大生の就活の現状について詳しく教えていただきました。自信に満ち溢れた先輩方の姿を見て、就活に対するモチベーションが高まりました。キャリアサポートルームも頻繁に利用し、キャリアカウンセラーの方には常に笑顔で話を聞いてくださり、就活が思うように進まないときは一緒に改善点を見つけようとサポートしてくれました。国家資格の通関士取得を目指し、知識を身につけて行きたいです(日本通運株式会社東京国際輸送支店内定)」

このように就職活動を通して学生一人ひとりが就業意識を高め、目的達成のために必要な知識や学びの修得ときめ細かなキャリアサポートが実を結び、文系短期大学では傑出した就職内定率を誇っている。さらに学生たちが就職してから企業での評価が高いことも、後輩たちの就職内定率を高位置に維持する大きな原動力となっているのではないだろうか。

半世紀の伝統と独自のガイダンスで「選ぶ眼」を養う
子ども学科もほぼ全員が就職

子ども学科は児童教育学科からの伝統があり、保育現場では多くの卒業生が中心を担う働きをしている。求人も多く、ほぼ100%の就職率を毎年確保している。保育現場や福祉施設を中心に、演劇や写真などの芸術分野、一般企業、編入学を選択するなど多方面で活躍する進路を支えるため、本学科では独自のスタイルで進路ガイダンスを8回実施。多くの選択肢・情報の中から自分の保育観を磨き、展開できる保育の場を「選ぶ眼」を養うことを重視してきたという。また、専任教員による予約制の個別相談でもサポートをしている。さらに卒業後も、卒業生幹事、学科教員が協力し「子ども研究会」を年1回開催し、ニュースを年2回発行。卒業生・教員のそれぞれが保育観を見直し学び合う機会となっている。

2年間で幅広く学び、将来の進路を再考できる編入学も充実

また本学では、四年制大学への編入学もキャリアサポートの一環として、試験科目などの情報収集をはじめ、授業サポートにも力を入れている。現代教養学科日本専攻輪島達郎准教授は次のように述べている。

「本学卒業後の進路は、主に就職、編入学、留学、専攻科への進学の四つがあります。短い期間で幅広く学びながら、自分の将来の進路を再考することができるのが、本学のメリットです。毎年多くの学生が進路の一つである編入学を希望し、さまざまな大学へ羽ばたいています。特に青山学院大学への編入学では、文学部、教育人間科学部、経済学部、経営学部、国際政治経済学部、総合文化政策学部の六つの学部からの推薦編入枠がありますので、将来像が描きやすくなっています。そのほか、多くの私立大学からも推薦編入学の枠をいただいています。また、私立大学だけでなく国公立大学への編入学実績もあります。本学では、学生の希望を叶えるために、毎年入学後すぐに編入学説明会を開催。5月には、編入学をした卒業生を招いて、体験談や勉強方法などを聞く機会を設けています。さらに、授業では『英語演習T・U』という科目でサポートしています」

漠然とした編入学希望から、目的を持った将来設計へ
編入学生の声

「入学当初から編入学を希望していました。最初はなんとなく大学で日本文学を学んでみたいと考えていたのですが、本学での幅広い分野の学びを通して、経済学に興味を持つようになり、もっとしっかりと学びたいという目標が見えてきました。経済を学んで、震災復興のためにまちづくりの面から支援できる仕事に就きたいと思うようになりました。本学は、どの先生とも距離が近く何でも相談できる環境が整っています。編入学に際しては、経済学検定試験のガイダンスや面接の練習などのバックアップがありました。本学で自分をしっかり見つめ直し、目標を明確にしてから編入学へ。将来像がまだ見えていない人には、とてもよい選択肢だと思います(現代教養学科日本専攻から青山学院大学経済学部経済学科へ編入学)」

2015年の四年制大学編入学合格者は100名。そのうち約半数は青山学院大学へ、そのほか全国の31私立大学、4国立大学への編入学を果たした。本学における編入学は、キャリアサポートの大きな柱の一つとなっている。
また本学は卒業後、専攻科へ進学の道もあり、短期大学での学びをさらに深く進めることにより学士取得が可能となっている。

PDF2014年度卒業生・修了生の進路状況
(2015年3月31日現在)

留学機会は3回 卒業後の長期留学には奨学金支給も
海外で学び 国際人を目指す

さらに本学は留学支援も充実しており、国際人を目指す学生への大きなキャリアサポートとなっている。留学をサポートする国際交流委員長の渡部かなえ教授は次のように述べている。

「国際人を目指す学生の支援として、3種類の留学システムを用意しています。国際交流をしながら語学研修に参加して単位を取得できる短期留学では、オセアニア地域などでの語学プログラムを用意。中期留学では、1年間休学して姉妹校等の語学学校でしっかりと学ぶことが可能です。卒業後、姉妹校等へ編入学する長期留学は、大学の推薦を得ることで奨学金も支給されます。それぞれの留学を実り多きものとするために、国際交流委員会がさまざまなバックアップを行っています。留学を経験した先輩から直接話を聞くことができる留学説明会やTOEFL® iBT 対策講座、経済的支援、個別相談など、多くの場面で教職員がしっかりとサポート。また、学内のチャットルームではさまざまな国からの留学生との交流も可能です。このように英語等の語学修得だけでなく国際人として学ぶことのできる多様なプログラムを利用して、世界に羽ばたいてください」