【イベントレポート】女子生徒の理系進学を支援「理系女子フェア×Rikejo」開催される。「きれいを生み出す」「いのちを守る」「かっこいいを演出する」未来の“リケジョ”を応援|大学Times

【イベントレポート】女子生徒の理系進学を支援「理系女子フェア×Rikejo」開催される。「きれいを生み出す」「いのちを守る」「かっこいいを演出する」未来の“リケジョ”を応援

10月26日、株式会社講談社と株式会社さんぽう共催で、理系進学を目指す女子のための進学相談会「理系女子フェア」が講談社本社ビル(東京都文京区)にて実施された。当日は、台風上陸が心配されるあいにくの天候ではあったが、熱心な女子高生で会場は賑わっていた。

就職率高く、人気の理系女子
大学選択が夢へのスタート

理系女子フェア

今回の「理系女子フェア」は、昨年に続き2回目の開催となった。同イベントは理系進学を目指す女子生徒のための会員制サービス「Rikejo」を運営する株式会社講談社と弊社株式会社さんぽうとの共催により行われ、理数系、工業系、医療・薬学系、栄養系、環境科学系などの学部・学科を有する大学が一堂に会し、理系を目指す女子生徒、高校教師、保護者を対象に進学相談や学校紹介を行う催しである。今回は国立大学3校、私立大学28校の合計31校の参加となり、それぞれのブースには「きれいを生み出す」「いのちを守る」「かっこいいを演出する」というカテゴリーで学問を分け、学生にわかりやすい印を付けてアピールした。

近年、理系女子の就職率の高さは広く知られている。「女性は柔軟性が高く、めまぐるしく変わるビジネス環境に対する適応能力が高い」「理系であれば実験やゼミなどでしごかれているため、論理的な思考力など素養がしっかりしている。しかも数学を勉強し、様々な分野で応用が利くことが強み」と大手企業採用担当者からの評価は高い。総務省の「科学技術研究調査報告」によると、日本の女性研究者数は14.0%(2012年3月末時点)と先進国中では最低水準。ちなみに米国では34.3%、1位のラトビアでは52.4%と過半数を超えている。科学技術創造立国として日本は女性の視点での研究・製品開発が急務となっている。このような時代の要請を受け、政府でも理系女子の増加を後押しする計画を進めているそうだ。

ここ数年、徐々にではあるが、理系進学を希望する女子が増えてきている。しかしながら、「男子が多い大学で大丈夫だろうか。」「受験の数学のハードルは高いか。」「将来の就職先は?」など不安要素は多々あるようだ。イベント当日は、あいにくの雨ではあったが、総勢141名の参加者が集まり、熱心に大学の担当者の説明に耳を傾けていた。

「理系は普通のガイダンスだと男子に圧倒され、なかなか前に出られなかったが、今日はゆっくり話が聞けた」「希望の大学のブースで在学中の女性がいて、いろいろ教えてくれた。」「高校1年なので、まだ受験する大学を絞っていないが、理系を目指しているので有意義な話を聞けた」など、今回のイベントは概ね好評だった。

理系女子フェア・進学相談会 出席大学・短期大学一覧

将来の目標を明確にし、
夢実現のためにあきらめないこと!

理系女子フェア

また、今回は大学の特別講演として東洋大学理工学部機械工学科の山川聡子准教授による「機械の自動制御とは?〜機械からロボットへ〜」というテーマで講演が行われた。専門的で難しそうなテーマではあるが、まず、女子が理工系に進むメリットやキャンパスライフの紹介から入り、知識のない人でもわかるように、工学部の学びを実験を交えて解説してくださった。

先輩リケジョのコーナーでは現在、昭和薬科大学6年生で、念願の化粧品会社に就職が決まり、化粧品の開発の仕事に携わることになった山下莉加さん。「理系は文系に比べ、将来の目標が立てやすく、夢の実現のために何を勉強したらいいかの計画を練ることができるので、モチベーションが常に保てますよ。勉強は大変ですが、すべて将来の自分の夢のためですから頑張りましょう。」と高校生に心強いアドバイスを送っていた。

理系女子高生の展示ブースも