進路指導インタビュー・レポート 香川県立小豆島中央高等学校|大学Times

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進路指導インタビュー・レポート 香川県立小豆島中央高等学校

香川県立小豆島中央高等学校(香川県小豆郡)

平成29年4月、小豆島高校と土庄高校が統合して、香川県立小豆島中央高等学校が開校しました。新入生に加え、小豆島高校と土庄高校に在籍していた生徒全員が小豆島中央高校の生徒となり、全課程、全学年がそろって開校しました。

香川県立小豆島中央高等学校

取材日
平成29年10月31日(火)
取材高校
香川県立小豆島中央高等学校
対象
小学校5年生〜高校3年生
内容
平成29年度コミュニケーション能力育成事業
「英語でコミュニケーションしてみよう」(小中高校生交流)
第1回 ハロウィーンで盛り上がろう(取材)
第2回 英語で観光案内してみよう
第3回 クリスマスで盛り上がろう

参加生徒インタビュー

本日の「第1回ハロウィーンで盛り上がろう」に参加した小中学生12名、高校生15名のうち、高校1・2年生の3名の生徒にインタビューを実施しました。

本多奈々子さん(2年) / 赤嵜陽菜さん(2年) / 潟元夢欄さん(1年)

―今回のこの事業、参加したきっかけは?

本多さん : 交流会などがもともと好きで、今までもボランティアや海外イベント など参加していたので、今回も英語でコミュニケーションということで興味があり参加しました。

赤嵜さん : 英語が好きで、小学生の時から英会話を習っていたので、それを活かせるなと思い参加しました。

潟元さん : 英語は得意ではないのですが、学校の夏行事で「東大イノベーションサマースクール」というプログラムに参加した際に英語に少し興味をもち、今回英語力を少しでも身につけたいという思いで参加しました。

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―小中学生を迎えてのハロウィンパーティーでしたが、どんなことをしましたか。

香川県立小豆島中央高等学校

潟元さん : ハロウィーンに出てくるキーワードを英語で練習しました。「vampire、mummy」など覚え、そのキーワードを使ってフルーツバスケットゲームをしました。なかなか上手に英語でコミュニケーションとれなかったですがとても楽しかったです。

赤嵜さん : ハロウィーンの紙芝居を英語でやりました。ハロウィーンがどんなイベントなのか、小学生にも分かりやすいように絵とジェスチャーでやりました。自分の今もっている英語力でがんばりました。

本多さん : Jack-o'-Lanternをグループに分かれみんなで作り、それを片手に校舎内を回り「TRICK or Treat」と言ってお菓子をもらいました。もらったお菓子はみんなで食べました。企画から準備まで高校生達が中心になってやるため、できるだけ小中学生にも分かり易い内容になるよう工夫しました。自分達の力でやったことでとても達成感がありました。

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―どんな点が苦労しましたか、また次回に向けて一言お願いします。

潟元さん : やはり英語を上手に話せなかったことです。少しわかる内容でも「これ言っていいのかな」と不安になることが多かったので、次回はもっと堅くならず積極的に話していきたいです。

本多さん : 企画の内容は良かったと思うのですが、プログラムのつなぎ目に間が空いたりして、先生の力を借りたりしたのが反省点です。もっと自分達で進められるようにしたいと思います。
英語で一言 「Do My Best !」

赤嵜さん : 英語での紙芝居とても緊張しました。上手にその場の空気を作ったり、コミュニケーションとりやすい環境にするのがとても大変でした。次回も参加してもっと英語の勉強を頑張りたいです。
英語で一言 「Enjoy Halloween !」

香川県立小豆島中央高等学校

―今回の事業を担当した橋本和之先生(主幹教諭)この事業のねらい、目的を教えてください。

橋本先生 : 2つあります。ひとつは、英語によるコミュニケーション体験を通じて、英語に関心を持ってもらい、そのおもしろさ、楽しさを知ってもらうことです。ただ、一方で、そう簡単に英語でコミュニケーションをとることはできないため、「なかなか英語で伝わらない」と壁にぶつかる場面も出てきます。今日のイベントでもそういう場面がいくつかありました。しかし、そういった体験を通じて、「もっと英語を勉強したい」そういう機会にしてもらうこともねらいです。

ふたつめは、小中高の交流です。小豆島中央高校は、この4月に小豆島高校と土庄高校が統合して、小豆島で唯一の高校となりました。小豆郡内の小中学生の多くは本校に入学してくることが予想されます。今回の事業では、小豆郡内の小中学生から募集をし、12名の小中学生が参加してくれました。小中学生を募集したのは、小学校で英語の教科化や英語活動が始まることで、小中高で連携を図り、12年間を通じた英語教育につながるひとつのきっかけになればという思いからです(Can Doリスト)。今回は高校の先生が主体で活動していますが、今後、小中学校の先生方も参加しやすい環境を整えていき、児童生徒だけでなく先生同士の交流も深まることを期待しています。

―最後に校長先生より一言

泉谷校長 : この学校は、生徒と先生の距離が近く、ともに信頼感があります。統合前の2校でも、また現在でも卒業後たくさんの卒業生達が学校へ足を運んでくれ、今の活躍ぶりを話してくれます。大手の学習塾はなく、学校での教育で様々なことに取り組んでいます。熱心な先生方が多く、幅広い生徒の進路実現に向けて多様な力を身につけられるよう学校一丸となって日々努力しています。今回の取り組みもその一つで、本校の生徒だけでなく、小中学生・先生方を含め、島全体の活性化、発展につながることをめざしています。

―取材を通して

本日はありがとうございます。先生方の本格的な仮装ぶりからその熱意や想いが伝わってきました。英語でコミュニケーションという難しい課題に取り組みながら、参加した小中学生を気遣う場面がたくさんあり、生徒達の本来ある人間性(優しさ)をたくさんみることができました。通常業務がある中での取り組みで先生方は大変な苦労があったと思います。ただその先生方の努力はしっかり生徒に伝わっているように感じました。参加した一部の生徒や先生方をきっかけとして、学校全体でその経験などを共有し、さらなるよき事業、地域活性になることを期待しております。

2017年10月31日